ヰタ・セクスアリス(vita sexualis)物語
ファーストコンタクト
「お~い、純!」
いつもの悪友に呼びとめられて純はホームの端で立ち止まった。良い奴だとは思うが、衆人環視の中で大声で手を振りながら呼び止めるのはちょっと止めて欲しかった。
「純、今日はこれからどうすんだ?」
「今日…これから?」
「ああ、そうさ、暇だったら付き合えよ」
「付き合うってどこに?」
「駅前のバイク屋さ」
「バイク屋?ああ、あの、ちょっと変わった中古の専門屋さんか」
「そうだよ、ちょっと見たいもんが有ってさ」
そこまで言ったところで悪友は、純を半ば強引に拉致して駅の改札に向かって
歩き出した。
いつもの悪友に呼びとめられて純はホームの端で立ち止まった。良い奴だとは思うが、衆人環視の中で大声で手を振りながら呼び止めるのはちょっと止めて欲しかった。
「純、今日はこれからどうすんだ?」
「今日…これから?」
「ああ、そうさ、暇だったら付き合えよ」
「付き合うってどこに?」
「駅前のバイク屋さ」
「バイク屋?ああ、あの、ちょっと変わった中古の専門屋さんか」
「そうだよ、ちょっと見たいもんが有ってさ」
そこまで言ったところで悪友は、純を半ば強引に拉致して駅の改札に向かって
歩き出した。