感想ノート

ついに完結しました!
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  • 学生時代の仲間と当時の事を思い出すと切ないようなむず痒いような複雑な気持ちになりますが、それが伝わってきます。
    当時といつまでも同じではいられない、けれどその変化を受け入れるのが中々難しい…。
    読みながらどこか懐かしさを感じるストーリーでした。

    ただ主役二人が微妙…。
    この展開なら佐千ものぞむもどうせなら過去を振り切って進んで欲しかった。
    それぞれの相手にした事も今ひとつ不誠実な気がするし、彼らだけ成長していないように感じてしまいました。
    純一が戻ってきたのも少し唐突なような。
    書籍版では加筆があるようなのでもう少し描かれていたりするんでしょうか。
    機会があればベリカフェ版と読み比べてみたいです。

    桐原英里 2015/02/27 00:38

  • ずっと静かに読んでいました。泣くことも笑うこともなくずっと。なのにラスト7ページ、私はずっと涙が止まりませんでした。静かに静かに、引き込まれていたんですね。
    とてもよかったです。ありがとうございました

    にゃみ 2013/05/14 20:39

  • あの頃の感動がよみがえる!

    青春という言葉を恥ずかしがっていたあの頃の自分に読ませたい。
    こんなにも素敵な仲間が自分にもできたかもしれないのに!

    働き始めてから忘れてしまったあの頃の風景、空気、感動にもう一度再会してみませんか。
    この小説はあの頃がむしゃらだった自分と、そんな自分と一緒に過ごしてくれた仲間たちに出会えます。
    (八重洲ブックセンター 平井 真実さん)

    空しか、見えないPR 2013/04/22 17:46

  • いや~、いいですねっ><



    こんなにも感動する、好きになる小説は久しぶりです!!!!


    どんどん惹きこまれましたっ!!!!!


    また読みたいです。

    Miyu♪ 2013/04/16 22:37

  • 最近、空を見ましたか?
    この本を読んでから空を見てください。
    きっといつもと違った空が見えます…
    女性なら必ず…
    谷村さんの傑作ですね!
    (すばる書店 小島美智子さん)

    空しか、見えないPR 2013/04/08 17:01

  • 読ませていただきました!
    とても良かったです!

    読んでいたら、時間を忘れてしまう
    そんな作品でした!

    谷村さんの作品を読むのは初めてだったので、この「空しか、見えない」を読んで、他の作品も読みたくなりました!


    本屋に買いに行きます!!

    谷村さん
    こんないい作品をありがとうございます!

    來雨 2013/03/29 16:04

  • 中学3年の遠泳大会のバディメンバー8人、その中の潤滑油のようにみんなをまとめていた義朝の突然の死が、再びメンバーを思い出の海に呼び寄せることになる…。

    社会人になってからの年月で、一見変わらないようで、それぞれの人生に変化がおきていることをいやおうなく目のあたりにするメンバーたち。

    久々に全員集まったことで、それぞれの生活に少しずつ良くも悪くもさざ波がたっていく展開が面白い。

    社会人になってある程度落ち着いてきた時、何かもの足りなかったり、このままでいいのだろうか、自分の本当にやりたかった事は何だっけと思うことは誰にでもあるはず。

    そんな気持ちが、この小説にはとてもよく描かれている。

    なぜか、いつも素直になれず、片ひじはってしまう佐千子が思わず「再び遠泳をしよう」と言ってしまう、何かをしたい気持ちが理解できる。

    水泳の練習を始めて、メンバーの中で少しずつ何かが変わっていく後半はそれぞれが、一歩踏み出す予感がして読んでいて私も気持ちが高ぶった。

    そしていろんなことを乗りこえて全員(+関係者)が参加しての遠泳大会、空と海をみつめてひたすら泳ぎ、ゴールするラスト、みんなが自分に向き合あい、素直な気持ちを取り戻していった結果を見るようで、
    一緒に感激しました。

    義朝が見た空の向こうまで続く永遠は、8人の友情だったんだなぁと思いました。
    (平安堂長野店・町田佳世子さん)

    空しか、見えないPR 2013/03/29 13:42

  • 25歳の、何も成長していないと自覚する主人公が、かつての仲間との遠泳を目指す事で、前に進もうとする姿が、心に染み渡りました。

    私もちょうど、25歳という年齢でしたので、学生時代の無邪気な頃とは違い、それぞれ悩みながら、毎日を過ごす主人公たちが、とてもリアルで共感できました。

    二度と戻れない青春時代を懐かしみながらも、そこに浸るだけでなく、それぞれが新たな一歩を踏み出そうとする姿に励まされます。

    また、25歳という年齢一社会人3年目、大人にならなければならないと自覚しつつも、どこか学生時代の思い出から抜け出せない。
    その葛藤を非常に鮮明に表現していて、心に響きました。

    ただの青春小説・恋愛小説で終わらない! 

    いくつになっても失ってはいけない“大切なもの”を気付かせてくれる1冊!

    自分の弱点を補う仲間・羨む仲間、長所を活かす仲間・気付かせてくれる仲間など…人の輪の素晴らしさを再確認できる!

    すぐに誰かと集まりたくなる小説です!
    (書籍流通業一般書籍担当・川上さん)

    空しか、見えないPR 2013/03/29 13:41

  • 傍目から見るとうらやましいくらいの熱い友情で結ばれているようでいて、
    実際は嫉妬やすれ違いで複雑にからみ合っているメンバーが、それぞれの痛みと向き合ってひとつの目標に向かっていく姿に心を打たれた。

    個人的には登場人物と世代が近いので、
    中学時代のネタの数々に一緒になって懐かしさを感じつつ、過去を懐かしむ年齢になったことを自覚させられたりもした。
    (宮脇書店旭川店・宮下さん)

    空しか、見えないPR 2013/03/29 13:39

  • 自分もおしゃもじハッチのメンバーになった気分で、
    読み進めてしまいました。

    とてもリアリティーのある作品で、
    青春時代に戻れるのならこんな風に過ごしてみたかったなぁと感じました。

    登場人物がみんな
    優しくて、あたたかくて…。

    読了後はしばらく
    胸がジーンとしてしまいました。

    おしゃもじハッチ
    バンザイ!! 
    (新星堂書店柏店・江口みずえさん)

    空しか、見えないPR 2013/03/29 13:38

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