愛してるが言えなくて


私は安心して涙が止まらなかった。


圭輔が、自分の中ですごく大きな存在になってるんだって、


改めて実感していた。





頭を撫でていた圭輔が、梨花さんに気付いて、




『あれぇ?なんで梨花までいるの?』


ってとぼけた質問をしたから、


思わず梨花さんも私は笑い出して、


つられて圭輔も笑い出す。


3人で笑いながら、


(この恋は絶対に無くさない、もう裏切りとか怖れずに圭輔を信じよう)



そう、前に進もうと誓った・・・




< 108 / 148 >

この作品をシェア

pagetop