愛してるが言えなくて
私は安心して涙が止まらなかった。
圭輔が、自分の中ですごく大きな存在になってるんだって、
改めて実感していた。
頭を撫でていた圭輔が、梨花さんに気付いて、
『あれぇ?なんで梨花までいるの?』
ってとぼけた質問をしたから、
思わず梨花さんも私は笑い出して、
つられて圭輔も笑い出す。
3人で笑いながら、
(この恋は絶対に無くさない、もう裏切りとか怖れずに圭輔を信じよう)
そう、前に進もうと誓った・・・