愛してるが言えなくて


圭輔さんは嬉しそうに笑った。


そして、テーブルの下で私の手をギュッと握った。



私は、とても幸せな気持ちになった。


今まで味わったことのない気持ちに包まれていた。


(この手を絶対に離さない)


この時、私は自分に誓った。


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