いつも強いあなたへ

顛末

「ぐはぁ!!」


俺はその一撃で息ができなくなった。


「もうやめてよ、お願いだからぁ!!!」


ユカさんが泣きながらそう叫ぶと、そいつの連れの男が


「オイ、タケちゃんヤベーよ。そろそろ警察呼ばれちまうからズラかんべ」


と言って止めに入った。


「チッ、覚えてろよ。次はこんなもんじゃ済まさねーからな!!」


そう言ってそいつらは車に乗って去っていった。
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