ホワイト・キス〜クリスマスの奇跡〜
歩き出した俺たちの目に真っ先に飛び込んできたのは、七夕祭りの会場だった。
通学路の途中の遊水地でやっているので嫌でも目に入る。
沈黙を先に破ったのは篠部さんだった。
「ねぇ、朝倉君って彼女さんとかいるの・・・?」
うぉい、直球だな。
「いや、いないけど・・・。」
「良かった。」
もしや、俺のこと・・・?
「いたら、一緒に帰ったりしてちゃ迷惑だもんね。でも、祭りとかには行きたいでしょ?」
実際はよく喋る子なのかな?
「そりゃ、祭りにはね・・・。」
「じゃ、じゃぁさ、今から・・・一緒に行こう・・・?」
えっ!?
今何て・・・?
「ダメ・・・かな?」
「う、う、ううん。全然いいよ。帰っても暇だし。」
「よかったぁ。」
・・・篠部さんも祭りとか好きなんだろうな。
ただ、一緒に行くにも女の子だけじゃ怖くて行けなかったんだろう。
「じゃ、行こう。」
俺は頷く。
俺たちは祭りのやってる方へと向きを変えた。
通学路の途中の遊水地でやっているので嫌でも目に入る。
沈黙を先に破ったのは篠部さんだった。
「ねぇ、朝倉君って彼女さんとかいるの・・・?」
うぉい、直球だな。
「いや、いないけど・・・。」
「良かった。」
もしや、俺のこと・・・?
「いたら、一緒に帰ったりしてちゃ迷惑だもんね。でも、祭りとかには行きたいでしょ?」
実際はよく喋る子なのかな?
「そりゃ、祭りにはね・・・。」
「じゃ、じゃぁさ、今から・・・一緒に行こう・・・?」
えっ!?
今何て・・・?
「ダメ・・・かな?」
「う、う、ううん。全然いいよ。帰っても暇だし。」
「よかったぁ。」
・・・篠部さんも祭りとか好きなんだろうな。
ただ、一緒に行くにも女の子だけじゃ怖くて行けなかったんだろう。
「じゃ、行こう。」
俺は頷く。
俺たちは祭りのやってる方へと向きを変えた。