ホワイト・キス〜クリスマスの奇跡〜
「出来た!朝倉君は書けた?」
「ああ、書けたよ。引っ掛けにいこう。」
そういうと俺たちは、人ごみを掻き分け、短冊を掛けにいった。
「何て書いたの?」
ちょっと気になったので聞いてみる。
「内緒だよ。朝倉君が自然に分かる日がくる事を願ってる。」
そういうと、彼女はニコッと笑った。
笑顔がとても眩しい。
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