ホワイト・キス〜クリスマスの奇跡〜
なんて、心打たれていると、急に花火が上がるので、心臓が破裂しそうになった。
「ビックリしたなぁ。」
「私も・・・。」
この祭りでの花火は有名で、200発ほど打ち上げる。
すると急に篠部さんは、
「もっと、よく見えるところに行こうよ!」
と言って、俺の手を握り、走り出した。
小さい・・・けど温かいその手を握り返した。
人ごみを抜けても、しばらく走った。
「どこ行くの?」
と、尋ねてみても返事はなし。
そして、やってきたのは近くのちょっとした丘だった。
しかも、遊水地の近くなので、見えすぎと言う位、花火がよく見えた。
走って疲れたのか、篠部さんは丘の上のベンチに腰掛けた。
そして、俺も並んで座った。
「綺麗だな・・・。」
「うん。」
やっと返事をしてくれた。
二人はそれ以降一言も喋らず、そして何故か、手を繋いだままだった・・・。
「ビックリしたなぁ。」
「私も・・・。」
この祭りでの花火は有名で、200発ほど打ち上げる。
すると急に篠部さんは、
「もっと、よく見えるところに行こうよ!」
と言って、俺の手を握り、走り出した。
小さい・・・けど温かいその手を握り返した。
人ごみを抜けても、しばらく走った。
「どこ行くの?」
と、尋ねてみても返事はなし。
そして、やってきたのは近くのちょっとした丘だった。
しかも、遊水地の近くなので、見えすぎと言う位、花火がよく見えた。
走って疲れたのか、篠部さんは丘の上のベンチに腰掛けた。
そして、俺も並んで座った。
「綺麗だな・・・。」
「うん。」
やっと返事をしてくれた。
二人はそれ以降一言も喋らず、そして何故か、手を繋いだままだった・・・。