ホワイト・キス〜クリスマスの奇跡〜
運命の朝・・・って大袈裟か・・・。
今日・・・彼女の顔を拝める日がやってきた。
いつもより早めに家を出た俺。
普段は俺より遅い直人も、俺より先に来ていた。
「ふっ、彼女が僕を呼ぶから、こんな時間に来てしまったよ。」
相変わらずキモイな・・・。
それはさておき、朝のホームルーム。
先生がやってきた。
「ええ、では早速だが、以前にも話していた入学生が来た。紹介しよう、篠部亜美さん!?」
亜美か・・・可愛い名前だな。
でも、チェックしておいた名前の中には無いぞ・・・。
女優では無いようだ。
先生の呼び声で教室のドアが開いた。
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