ホワイト・キス〜クリスマスの奇跡〜
唇が離れたと思うと、篠部さんは俺の胸に顔をうずめて黙り込んでしまった。
何分が経過しただろうか・・・。
ふと、篠部さんは口を開いた。
「私、ぁ、ぁ朝倉君のことが好き・・・。」
鼓動が一気に高鳴る。
緊張で息が詰まりそうになる。
「ぉ、俺のこと・・・?」
彼女は頷いた。
「ぃ、ぃつから・・・?」
「小さい頃から・・・。」
え!?
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