おもいでぽけっと
しゃべってる間にクラスの人たちがぞろぞろと入ってきていた。


「何をよく覚えてるって?」
え?

「おはよ!柚子、遼基、滝谷くん!みんな早いね。あたしも混ぜてよぉ~。」

朝からテンションの高い人…紗那だった。


「え~っと…あなたは?」

虎太郎はとまどっていた。


「あっ、自己紹介してないよね。相原紗那です!柚子の中学からの友達♪あっ、紗那でいいよ!」


「俺は虎太郎でいいよ。よろしくな!」


「虎太郎~紗那は俺の彼女だから、手だすなよぉ!」



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