おもいでぽけっと
―ばちっ!


騒いでる女の子たちを見ると目が合った。


女の子たちは俺と目があった瞬間に一段と騒いでいた。


俺は目を逸らした。


…え?…俺か!?


いや、違うよな!


「あの隣にいるのって彼女かなぁ?」


「二人でいるし…彼女なんじゃない?」


俺の隣は…柚子…。だけど、彼女じゃないし…やっぱり違うみたいだな!


ふぅ。女の子に騒がれるなんてされたこと、たぶんない…から対処に困るとこだったしよかった~!!


…俺、自意識過剰じゃん…。



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