あいつは、あたしを好きなはず!!
”また“?
何?この二人、今日は一緒に帰る約束してたの?
「ごめん。亜美ちゃん、明日は一緒に帰ろうな?」
「はい!」
あたしには、絶対に出来ない可愛い笑顔で、亜美ちゃんは頷いた。
「ったく、せっかく雫と二人きりだと思ったのになぁ」
タケルのこの言葉が、あたしに対するアピールなのか、分からない。
でも、今は、そんな事どうでもいいのよ。
まさか、瞬二と亜美ちゃんの関係、進んでる…?