あいつは、あたしを好きなはず!!


あたしの両サイドには、瞬二とタケル。


背が高い二人に挟まれると、必要以上に小さく見えるんだよね。



「雫、お前って、小さくて可愛いな?」


そう言って、タケルは頭を撫でてきた。


「えっ!?どうしたのよ?いきなり」



さすがに、照れちゃうじゃん。



「いや、オレさ、小さい女好きだから。しみじみ思ったんだよなぁ」




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