あいつは、あたしを好きなはず!!


ちょっとタケル!?


何が目的なのよ。


ホント、やめてってば!


あたしはどこかで、瞬二が助けてくれるかもって、期待してたんだよね。


だって、さっきヤキモチぽいの、妬いてなかった?



だけど、それは思い過ごしだったのかも…。



「お前の好きにすれば?」


瞬二はそう言って、その後は、一度も口を開かなかった。




< 66 / 94 >

この作品をシェア

pagetop