あいつは、あたしを好きなはず!!


瞬二は、そう言って布団をかぶる。


「別に、そういう訳じゃないよ?何も食べてないんでしょ?おかゆ作って来る」



あたしは、瞬二の部屋を出て、台所へ直行した。


「良かった~。おかゆの作り方聞いといて」


自慢じゃないけど、あたしは料理が全然出来ない。



おかゆの作り方ですら、お母さんに聞いて来たという情けなさよ。



「よし!とりあえず作るか!」




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