夏 ~日差しに照らされて~
『有沙ちゃん…も?』
『多分な。』
あたしは翔の話を聞き、有沙ちゃんに電話をかけた。
今は仁は仕事中。
『もし…もし?』
『華恋ちゃん…?!今どこにいるの?』
『有沙ちゃん…今のあたしじゃ…仁のそばには、いてあげられない……だから』
『…何言ってるの?今の仁には、華恋ちゃんがいなきゃ駄目なんだよ?!』
『ごめん……あたしじゃ…駄目なんだ…。仁を傷つけることにな………』
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