夏 ~日差しに照らされて~

『仁……帰るよ…。』





『は、華…?!』








『田崎くん…ごめん……華恋を頼む。』




部屋を飛び出して、玄関へと歩いていく華恋の後ろ姿を見ながら、翔一は仁に頼んだ。







『え?はい?何かよくわかんないんだけど…とりあえず……わ、わかったよ!』




仁は、急いで華恋のあとを追った。







『仁……帰ろ…?』





『あ…あぁ!』







∥∥ 家。∥∥∥∥∥




これから、どうするか……。


華恋は悩んでいた。






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