夏 ~日差しに照らされて~

トントン!







『堺さん、華恋ちゃん。お客さんなんだけど、入れてもいい?』




ドアの外で、潤悟のお母さんの声がする。







『翔……もしかして…』





『…………。』





『言った…の……?!』





『…いつまでも隠しておけることじゃないだろ……?お願いだから、もう1人で抱え込まないでくれよ。ちゃんと、説明はしといたから。普通に接すれば大丈夫だからさ…。』




翔は部屋を出ていった。






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