夏 ~日差しに照らされて~

『田崎くん。西野くんの部屋にでも行って、休んでな。明日仕事なんだから、寝ないと。』





『そうだよ、仁。あたしは大丈夫だから、仁はもう休んで?』





『あぁ、おやすみ。』




仁が潤悟の部屋に行ったあと、あたしは翔の隣に座った。







『大丈夫?』





『うん。今は、少しいいよ!翔…怒ったりして、ごめん。』





『いいよ、あれで良かったんだろ?』





『うん。』





『なら、良かった。』






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