夏 ~日差しに照らされて~
それがとても幸せだった。
体以上に、心が繋がってるって強く思えるから。
『は…な。お前のこと…俺、愛してっから……。』
『あっ……う、ん。』
あたしはもう…仁から離れないよ。
ずっとこうして一緒にいたいって、思ってる。
ずっと、仁の側にいたいって。
-- 朝。-----
仁よりも先に目覚めたあたしは、仁を起こさないように静かに朝ご飯を用意して、バイトへと出かけた。
メニュー