夏 ~日差しに照らされて~
『体調どう?』
『え…なんで、知ってる…んですか…?!』
『田崎くんから連絡があってね。確かに…顔色もよくないし、無理はしないように。』
『あ…ありがとうございます。』
あたしが脚立にのぼって物を取り、おりようとした時、めまいがして脚立を踏み外した。
『あ……』
『華恋!!』
翔が抱えてくれ、なんとか助かった。
が!物は翔の足の上へと落ちた。
『くっ…。華、華恋大丈夫か……?!』