夏 ~日差しに照らされて~

『…なんて登録すればいい……?』





『俺はアル。あだ名なんだけど、友達からは、そう呼ばれてる。』





『アル…。』










『華恋!!!!!』





『な、何…?!』




翔が隣で突然、大きな声を出した。





『…大丈夫か?』





『大丈夫だから…待ってて。』




あたしたちの声が聞こえたのか、アルがあたしに話しかけた。







『悪い!あの時の?』





『ううん、いつもお世話になってる人。』






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