夏 ~日差しに照らされて~
『まぁ、悪い人じゃないみたいだから、しばらく様子みるよ!仁は心配性だから、仁には黙っててねぇ。送ってくれてありがと~翔は西野社長んとこ戻って。』
あたしは翔に笑いかけて、部屋へと戻った。
-- 部屋。-----
仁はまだ仕事だから帰って来ないし、少し休もうとベッドに腰をかけて携帯を眺めた。
最近は凄く平和だ。
いや…これが普通なのかもしれない。
『もしもし?』
『ん?どうした?!』