夏 ~日差しに照らされて~
『俺…華とずっと一緒にいたいし、華が笑ってる時も泣いてる時も、怒ってる時も側にいてやりてぇーって思うんだ。こうやって、辛い時も……駄目…かな?』
『それは……』
嬉しかった…。
でも、あたしにはまだ自信がないんだ。
『もう、辛いときに我慢すんな。それとも……俺じゃ不満?』
『わかったぁ…。ううん、不満じゃないよ…あたしには、充分過ぎるくらいだよぉ。』
本当に、充分過ぎる…。