夏 ~日差しに照らされて~
『俺と…結婚して下さい!』
『はい…!』
幸せだった。
あたしの全てを受け入れてくれる仁が、真剣にプロポーズをしてくれた。
『華。明日は俺、仕事だけど、その体なんだから、何かあったら無理しないで電話してこいよ…?!』
『うん、そうする。』
好き。
不器用だけど、真っ直ぐで優しい仁があたしは大好き。
こんな些細な幸せが、いつまでも続くって、あたしは思いたい。
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