夏 ~日差しに照らされて~
そっこうで夕飯!という形に。
皆が仲良くなりはじめて、個々でお喋りが始まった頃。
アルはまだあたしの隣でブツブツと…
『ったくさー、待ってって言ったのにさー、せっかちでさー、こっちは緊張とかしてたのにさー、お構いなしだしさー!』
なんて子どもみたいに言うから、あたしはだんだん面白くなって、ついに、
『もう…無理……ハハハハハハ。』
笑いを抑えられなくなってしまった。
そんなあたしを見て、