夏 ~日差しに照らされて~
廊下に座り込むあたしに、
『だって、絶対参加して欲しいとか、よく考えたらおかしいもん!』
隣に座りながらまた頭を抱える翔。
『皆に、今から話すよ。けど、バレちゃったんじゃ、まずは翔にだね。』
それからあたしは、翔に全てを話して部屋へと戻った。
翔はそれからしばらくの間、部屋へは戻って来なかった。
『皆様。お楽しみのところ申し訳ありません。少しだけお話しを…って、この喋り方もやめにして、普通にいきまーす!』