夏 ~日差しに照らされて~

温かさ


そんなあたしを見てか、アルも微笑み、




『向こうは、もうパーティー再開してんぞ!気づいてなかった?』




一言いうと、ニッと歯を見せて、クシャクシャの顔で笑った。







『どうせ、翔でしょ?』




あたしが言うと、





『よくお分かりで!』




アルは扉から後ろ手を振りながら、出て行った。







その後ろ姿をみて、アルは…いったい何をしに来たのだろう……?

話があるって抜けて来たって言ってたけど……励ましに来てくれたのかな?






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