夏 ~日差しに照らされて~
何を言われるかわからず怖いから…そのまま追求しないことにした。
『田崎くん……何かあるんだろうなーとは気づいてたって。イブにパーティーするって言い出した後くらいに、華恋が物をまとめてるところを見たし、全員を無理言って集めるなんて変だなーとは思ったみたい。』
『じゃあ、何でその時に言わ…』
『言ったら、そこからずっと気まずい雰囲気のままになりそうだったからって。普通にしてたかったって。けど、自分に先に言ってくれるのを待ってたって。』