夏 ~日差しに照らされて~
『うーん……今年は…』
『時間を置けば置くだけ、ホントのこと言いにくくなるって思うけど……って言ってる俺も人のこと言えないんだけどね。』
『わかってる。けど、まだ1週間もたってないんだよ?なのに…誘えるわけないじゃん。それに……
翔はいいにしても、仁もあたしも、そろそろ少し離れて、冷静にちゃんと考えるべきだって思うから…。』
あたしはそう言って、そっとお腹を撫でた。
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