夏 ~日差しに照らされて~
『良かったり、悪かったり……それより、あのさー潤悟が元旦に来るって言ってたじゃん?あれ、断ったんだ。仁に言い忘れてた…。』
『あぁ、西野から聞いた。』
『……うん。』
他に何を言ったらいいのか、あたしにはわからなくて、ただただ部屋の中をウロウロとしていた。
謝れた…謝れたけれど、この後どうしたいのかがあたしにはわからない。
『俺らさ、昔みたいになれっかな?』
『え?それって…どういう……』