夏 ~日差しに照らされて~
『アルみたいなお医者様がいれば、日本の子どもたちは安心だね。』
あたしは本気で思った。
- そしてついに、後一週間で
1/2 Birthday。--
あたしとアルは、元の場所に向けて、車を走らせた。
とは言っても、部屋は片付けずにそのままにして。
青山社長との一件が片付くまでは、元の場所には戻れないから。
『緊張してる?』
『ううん。ただ…仁とも色々話さなきゃだし、上手く話せるかな?って思って。』