夏 ~日差しに照らされて~

潤悟ママは言った後に、




『私も知ってたしねぇ。華恋ちゃんの家のお隣の家を貸したのは、パパですもの!』




と笑った。





『隣…。ってか、父親ってショック……。』




翔は潤悟ママの言葉を聞き、力が抜けたように笑った。







『あ…ごめん……父親なんて思ってないよ~…。』




あたしはフォローし、





『父親なんて…んなバカな。こんなイケメンな兄さんどう見ても、恋人くらいにしか見えませんよ…。』




アルも付け加えた。






< 397 / 471 >

この作品をシェア

pagetop