夏 ~日差しに照らされて~
『あたしは…』
『いいんじゃない??人を助けるのって、悪いことじゃないんだもん!うちは、いいと思うよ?』
『俺も!華恋ちゃんは悪くないと思うよ?ただ…良太は……』
良太くんの理想ではないことは、あたしにだってわかってる。
だから、隠してた…。
『あ…うん!あたし帰るねぇ…。』
∥∥ 次の日。∥∥∥∥∥
あたしは、良太くんと顔を合わせることはなかった。
∥∥ 冬。∥∥∥∥∥∥