夏 ~日差しに照らされて~

あたしは謝り、それから、




『潤悟には自分の道を進んでほしかった。仁にも翔にも。今でも、潤悟や周りの人たちを巻き込んだこと、本当に後悔してます。この問題…あたしに解決出来るかわからないですが、やれることはやらせて下さい。……潤悟は…いや、皆、望まないかもしれませんが…。』




と続けた。





『そうね…私も望まないわ。でも、潤悟と同じで華恋ちゃんも、一度決めたら曲げないもの。子どもがやるって言ったことは、見守るしかないじゃない。ただね…生きて帰ってこなくちゃダメよ…。』






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