夏 ~日差しに照らされて~
『……。』
そして、きっとアルや翔もあたしと同じようにそう思ったのだと思う。
『蒼空…何?』
寝ていた蒼空はいつの間にか起きて、ハイハイをし、立っていたあたしの足の甲に乗ってきた。
そして、蒼空について2人もやってくる。
『ママを信じてね。ちゃんと戻ってくるから。』
無邪気に笑う3人に、あたしは誓った。
『翔、アル!この子たち、やっぱりあたしの子でしょ!行ってこいって笑ってるよ!』