夏 ~日差しに照らされて~
『負けた?変な奴が出てこなければ、勝ってた!青山社長は…俺とお前がやり合うのを期待してる。お前が傷ついてる姿が好きなんだよ。あの人は。あわよくば、自分の手を汚さずにお前が死んでくれたらどんなにいいかと。お前にこだわる理由…それはお前が手に入れたくても手に入らないのを知ってるから、いっそのこと…ってやつだよ。』
『は?てか、あんた本当になんなの?ペラペラ喋っちゃって、バカなんじゃないの?敵でしょ?ちょっとは警戒しなさいよ!』