夏 ~日差しに照らされて~

見抜く力


それから、リビングへ移動し、翔と仁がどんな存在でどんな人たちなのか、青山社長との関係も含めて話をした。







『で、アルと知り合いなんでしょ?アルってそんなに凄いの?』




それにしても…こんな所で、アルの知り合いに会うとは思わなかった。





『凄いも何も、ジム内では憧れの存在だったよ。…けど、アルは一旦ジムを離れた時期があって、戻って来たのは、俺がやめてからだった。俺的には、アルはもう戻らないと思ってたから、目標がなくなったっていうかなんていうかで…。』






< 426 / 471 >

この作品をシェア

pagetop