夏 ~日差しに照らされて~

『大丈夫。バレないようにやるから。あと、君島さん。明日は、あたしをボコボコにしとかないと、女に疑われるよ。』





『ボコボコに?』





『うん。夕飯、ごちそうさま。今度うちの子たちにも作ってあげてね。シャワー浴びてくる。』




あたしは立ち去った。







-- 夜中。-----




あたしは寝付けずに、リビングのテレビをつけた。







ちょうど映画が始まるところで、前に見たことのある恋愛の洋画だった。






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