夏 ~日差しに照らされて~

そういうと、また青山社長は帰って行ってしまった。







『何がしたいの?あの人。』





『多分、怪我をしてたところで納得したんだと思う…あとは…その結婚、何か企んでるよ。』




君島は言った。





『わかってるよ。あたしを監禁しといて、何かの計画をねってるんだろうねぇ!』







そして、あたしと君島は早めに夕飯を食べ、明日に備えることにした。




明日は朝からあの女が来る。
あたしが逃げられなくても、きっと君島がやってくれる…そう信じて。






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