夏 ~日差しに照らされて~

翔一は言いながらも、どこか落ち着かないようだった。







- 青山社長のもとに行って
          3日後。--




さすがに皆焦っていた。






『警察の方で捜そうか?』




楢刑事が言ってくれる中、





『いや……』




アルや翔一、仁はその提案を断った。




本当は見つけてほしい。
それを我慢しての決断だった。







『じゃあ、どうすんだよ…潤兄もあと何日かで戻ってくんのに、華恋が見つからなかったら……。』






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