夏 ~日差しに照らされて~

あたしはソファーの翔の隣で、翔の足を見つめながら話した。







『足のことは心配すんなよ。華恋になんもなくて良かった。体調の方はさ…病院行くのが嫌なら、宮崎先生に相談してみたら?』




宮崎先生とは、大学の時にたくさんワガママを言い、たくさんお世話になったあの先生。







『うん…一緒に行ってくれる……?』





『あぁ!俺もちょうど、あそこ通ってるから!』





『あ!お昼ご飯はこれから食べて…あと夕飯、ここで3人で食べよ~!』






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