夏 ~日差しに照らされて~
『俺の足のこともあるから、迎えに来てくれるって…!落ち着いたか?』
『うん……ごめん…。』
『口ゆすいで、横になってな。俺がついてるから、大丈夫だからな?』
『あ、ありがとぉ…』
もう…皆に迷惑かけるから……ちゃんと診てもらって、ちゃんと治さなきゃだよねぇ…
-- 数十分後。---
宮崎先生がやってきて、あたしに駆け寄った。
『立てるか…?』
あたしは頷いて、そっと立ち上がった。