夏 ~日差しに照らされて~
『行ってからのお楽しみ!』
『何か楽しみだなぁ!あ!今日、家に帰ったら少し休んで、夕方行きたいところがあるんだけど…付き合ってくれる?』
『あぁ!』
-- 家。-----
疲れていたせいか、お茶を入れて戻ると、仁はソファーで眠ってしまっていた。
家に着いた時、仁はあたしに、
「ここは、もうシェアしてるんじゃなく、俺ら2人の家なんだから、金入れんのやめていいから。それに俺、店長だし!」
と笑った。