2番目の女
1番目の女
「え!?…今…なんて?」
『だから、彼女と別れた。だから晴香、俺達ちゃんと付き合おう。』
久し振りのトモ君からの呼び出しで、私達は図書準備室で逢っていた。
「わ、私が1番…て事??」
『うん。今まで待たせてごめんな?』
優しく抱きしめてくれるトモ君。
嘘みたい…
「トモ君…嬉しい。ホントにホント?」
『うん。これからは堂々とデートしたりしような?辛い思いさせた分幸せにするよ。』
いつか夢見てた。
もしかしたらって期待してた。
まさか本当に叶うなんて!
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