俺と本気と恋心
母さんがリビングの方に消えたあと、俺は再び部屋に戻った
すると…
「………お嫁さん?」
ベットの上で座って口をポカンと開ける萌乃の姿があった
…"お嫁さん"と呟いた萌乃
どうやら、母さんとの会話が聞こえたらしい
母さんの声デカイからなぁ…
起きちゃったんだろう
「ん。いつかお嫁に貰うから覚悟しといてね?」
逃がさない、離さない、絶対に
俺が本気になる相手なんて萌乃だけだから
今は、まだ言えないけど…
いつか、ちゃんとプロポーズをするから
その時は、今みたいに…
「うん!覚悟しとく」
最高の笑顔と返事を俺に下さい
-END-