俺と本気と恋心
「―で、あるからして…」
っと長々と話をしているのは、社会の先生だ
別に長々話しててもいいけどさ、どうせ聞いてないしさ
でも、なんで早く萌乃の所に行かないといけない時に限って延長戦?!
授業終了チャイム鳴ってから、軽く10分過ぎてますよ?!
まじ、いい加減にしろよ!
ってか、気づけよ!
クラス皆の痛い視線に!
皆、早く帰りたいんだよ!
解放しろよ!
「じゃ、ちょっとはみ出しちゃったが、今日はココまでだ。次回小テストやるから、勉強しとくように。以上」
やっと終わった
ちょっとじゃねぇーよ
結局15分延長じゃないかよ
って、文句言ってる場合じゃない
早く、萌乃の所に行かないと
俺は、机の上を適当に片付けて、萌乃のクラスへと向かった