俺と本気と恋心

七菜も、クラスメイトも、目の前の先輩も、何故か皆目が点状態だった

なんで?


「ごめんなさい、杉崎さん…よく、聞き取れなかったわ。もう一度言ってもらえる?」


先輩が不思議そうな顔で私に聞いてきた

もう一度言うの?
恥ずかしいなぁ…


「私を抱き締めて下さい。先輩のその胸に飛び込みたいです!」


絶対、気持ち良いと思うんだよね、先輩の胸!

それに、良い匂いも堪能できるし


「…」

「…やっぱり…駄目…ですか?」


黙ってしまった先輩に、上目遣いで聞く

すると…


「ちょ…ちょっとだけよ?」


っと、先輩の許可が出た

嬉しくて思いっきり先輩の胸に飛び込み抱きつく

< 40 / 147 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop