俺と本気と恋心
新たなる刺客
萌乃達と遊園地に行ってから数週間
「室町…戦国…安土桃山…ブツブツ…」
「おい、遥…」
「うるさいよ、朔良くん」
「邪魔だ。そこは俺の席だ」
テストが来週に迫ってるからなのか、遥は俺の席で日本史の教科書を開いていた
「…助けて、朔ちゃん」
「その呼び方していいのは、萌乃だけなんだよ」
「俺、このままだと1位取れない…七菜ちゃんと付き合えない…助けてよー…勉強教えてくれないと、ココ退かない」
半べそで俺に訴える遥
めんどくせー…